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(ISO会議の様子)

福祉用具総合評価センター(CECAP)のセンター長である田中繁が、スェーデンにて開催されたISO会議にコンビーナー(議長のような役割)として参加しました。
この国際会議は、杖や歩行車など歩行補助具の国際規格制定について議論するものです。今回、日本からは戦後開発されたシルバーカー規格策定の制定が提案されました。
コンビーナーは中立の立場ですが、日本の立場から見るとこの提案の目標は、ヨーロッパへのシルバーカーの普及を目的としたものです。この会議においてヨーロッパの委員の方々にもシルバーカーについて理解をしていただき、その規格を定めることで、ヨーロッパへの普及に一歩前進することができれば良いと考えます。

日本では、年配の方が移動するさいによく使われるシルバーカーですが、外国ではあまり見かけることはありません。
歩くのがおぼつかなくなった年配の方がシルバーカーを使うと、杖と違い両手で操作できるので安定して歩け、しかも荷物も運べ、休む時は座ることもできるため、外出のときなど大変重宝するそうです。
ヨーロッパではそのような目的に“歩行車”が使われますが(日本でも使っている方はいます)、形が大きく、重量も重いために、そこまでの必要はない人たちにとっては“大げさなもの”となることもあります。ヨーロッパの高齢者もシルバーカーを使って、もっとアクティブに活動できるようになるといいですね。

安全に使用できるよう国際標準規格を定め、国を超えて便利な福祉用具が普及していくようISO会議のコンビーナーとして国際的に活躍される田中氏の報告を、今後も当社のホームページやフェイスブックなどでもご紹介していきたいと思っています。



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(ISO会議の行われた会場)